アメリカ大豆協会

ソーイ&ヘルス
ソーイ&ヘルス 2007秋号

■ 欧州委員会、肥満症に対する欧州戦略を採用

欧州委員会(EC)は、栄養および肥満症に関する欧州戦略を提示した白書を採択した。同白書には、今後3年間における進捗状況の評価計画も含まれている。EU保健委員会委員長のマルコス・キプリアヌ(Markos Kyprianou)氏が提出した同白書は、2005年に発表された「食事・運動・健康に関する欧州連合(EU)プラットフォーム」および同年に発表された健康的食生活と運動奨励のためのグリーンペーパーを含めた、肥満問題へのこれまでの取り組みを土台にしている。同白書の主目的は、EU全域に生じている栄養不良や肥満に起因する健康障害の低減に関する総合的なアプローチを提唱することである。同白書では行動の原則を定め、協力体制に基づくアプローチを提唱している。重要な点は、消費者が正しい情報を知り、正しい知識に基づいて購入すべき食品を決定できるようになることである。欧州委員会は栄養表示、広告、および健康に良い食品の選択肢を提供するためのEC共通農業政策(Common Agricultural Policy: CAP)について見直す予定である。詳細は<http://ec.europa.eu/health/index_en.htm>

■ 欧州食品安全機関(EFSA)、栄養・健康表示規則14条に基づく健康表示の認可申請に関する最終ガイダンスを発表

欧州食品安全機関(EFSA)は7月、関係者からの公開意見聴取を経て、栄養健康表示規則14条(1924/2006)(Article 14 of the Nutrition and Health Claims Regulation [1924/2006])に基づく健康表示の認可申請者のための最終ガイダンスを発表した。

関係者やEC加盟国から意見が寄せられ、1)表示の科学的根拠の種類やレベル、2)製品成分などの製品の特質や製造工程などに関する情報、3)表示に対する消費者の理解、などの課題について検討した。総計で300ほどの意見が寄せられ、すべての意見は検討委員会により検討されたが、当初草案に提示されていた表示の裏付けのための全般的な原則や手法に変更はなかった。最終的には文言の変更がなされたが、EFSAは、申請者が利用しやすい、より明瞭で簡潔な文書となったとしている。EFSAは、疾病低減表示および子供の発育と健康に関する表示の申請第一号が近々に提出されるものと期待している。 ガイダンスの全文は以下のEFSAウェブサイトをご覧下さい<http://www.efsa.europa.eu/en/science/nda/nda_opinions/claims/ej530_guidance_health_claims.html>

■ 豆乳および非乳飲料の売上げ拡大

市場調査会社であるResearch and Markets社のレポートによると、製品開発と健康的な飲料に対する消費者需要の伸びにより、欧州における豆乳と非乳飲料は高い市場成長率を示し、その売上げは年率20%以上で拡大している。豆乳および関連製品は当初、乳糖不耐症患者からの需要が多かったが、近年では健康に良い牛乳代用品として非乳飲料の需要が広がり、売上げが増大している。大豆入りミックスジュースやフレッシュ大豆飲料など、メーカーは新製品開発とその発売に重点を置いている。

大手小売業が豆乳販売の大半を担い、その市場シェアは60%以上に上る。多くの小売業者がチルド豆乳や米を原料とする飲料などを製品ラインナップに加えており、スーパーマーケットでは代用乳製品用の個別のコーナーが作られている。小売業者の自社ブランド豆乳の発売により、ドイツと英国の市場では売上げが急速に伸びた。たとえば英国の豆乳売上げに占めるスーパーマーケット自社ブランド製品の割合は約60%にも上っている。

ドイツの非乳飲料市場の規模は英国を抜いて欧州第一位となった。その要因の一つに、ディカウントストアが自社ブランドの非乳飲料の販売を開始したことが挙げられる。2001年以降、ドイツ市場に多くの新規企業が参入し、国内生産量は大幅に増加した。国内新規企業の参入により、非乳飲料の輸入比率は2001年の82%から2005年にはおよそ50%にまで減少した。 チルド豆乳の欧州最大の市場は英国である。英国では牛乳の代用品としてチルド豆乳の人気が高いため、その市場規模は2年ごとに倍増している。メーカーおよび小売業者は、スーパーマーケットで販売されているメーカーブランド製品に対抗し、自社ブランド新製品を次々と発売している。

非乳飲料市場でもっとも著しい成長を遂げているのはスペインである。スペインの高成長率に刺激され、多くの食品企業がスペイン市場に参入し、大豆飲料を発売している。大手乳製品企業であるLeche Pascual社は、2002年の市場参入以来、価格戦略を武器に市場トップの座を守り続けている。新製品の相次ぐ発売、とりわけ大豆入りミックスジュースが、スペイン市場の特徴となっている。
詳細は<http://www.researchandmarkets.com/reports/c60465>

■ 感染症との闘いに希望の光を与える大豆

南アフリカ共和国、シュテレンボッシュ大学(University of Stellenbosch)の研究者は、細菌感染症の新しい抑制法に注目している。同大学研究者は、Enaleni Pharmaceuticals社が協賛するプロジェクトにおいて、黄色ブドウ球菌や大腸菌などの細菌を抑制するペプチドを開発した。 ラット試験において、このペプチドが抗生物質以上にこれらの細菌に対する高い抑制効果を持つことが明らかになった。同ペプチドは、大豆に自然に存在するエンテロコッカス・ミュータンスと呼ばれるプロバイオティクス菌から生成される。プロバイオティクス菌は腸内に定着する善玉菌で、有害病原菌の成長を阻害する。 同研究の次なるステップは、毎日利用でき、とりわけ子供に好まれるプロバイオティクス製品の開発を目的とした小規模臨床試験の実施である。

■ ソレイ社、カーギル社からProlisse製品を買収

デュポン社、ブンゲ社の合弁会社であり、食品用大豆プロテインの製造・販売大手であるソレイ社は、分離大豆タンパク(ISP)加工のための特許取得済み膜技術を含む、カーギル社(Cargill)の分離大豆タンパク(ISP)であるProlisse製品ラインナップの買収に最終合意したと発表した。

ソレイ社はカーギル社の製品と技術を既存のプラントに移行し、製品供給の信頼性を確保する。両社は円滑な移行を行い、供給を中断させることなく、現行水準の供給量をすべての消費者に継続的に供給できるよう全力を尽くすと発表している。
詳細は<http://www.solae.com>

■ 欧州のミートフリー食品市場、5%増を記録

最近のPROSOYの調査によると、欧州では肉の代わりに植物性蛋白ベース食品を選ぶ人が増え、2006年のミートフリー食品および豆腐製品市場の売上げは5%増の12億ユーロにのぼった。肉食を控えようとする消費者の増加と植物性蛋白ベース食品の健康効果についての認識が深まったことが5%成長を支えた主な要因である。欧州では、2006年に90を超える新製品が発売されるなど、製品開発が進んだことも重要な要因となった。さらには、主要企業の買収など、ミートフリー食品市場での多国籍企業の積極的な活動もこれに貢献した。

同調査は、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、英国の8カ国を対象に実施された。2006年の欧州大豆食品市場売上高は、前年度比7%増の18億ユーロに達した。同市場は2009年まで継続的な成長を見込んでいる 。
詳細は<http://www.prosoy.org>

■ 大豆イソフラボンと日本人男性の前立腺がんリスク


日本での研究によると、大豆イソフラボンの摂取量増加により前立腺がんのリスクが58%削減されうることが示唆されている。この症例対照研究では、異なる病期の前立腺がんを患う200人の日本人男性(病期1期:1例、2期:131例、3期:44例、4期:24例)を募集して、彼らの大豆イソフラボンの食事摂取量を200人の健常男子対照群と比較した。豆腐、納豆、みそ汁、おから、油揚げ、がんもどき、大豆粉、ゆば、豆乳、醤油、枝豆およびもやしの12品目での摂取量を測定した。

研究者らは、大豆イソフラボン、ゲニステインやダイゼインなどのアグリコンの摂取量の増加が前立腺がんのリスク低下と有意に関連していることを報告した。最も高い平均イソフラボン摂取量(89.9 mg/日)では、最も低い平均イソフラボン摂取量(30.5 mg未満/日)と比較して、58%のリスク低下が認められた。

イソフラボン摂取量はマグネシウム、オメガ-3、オメガ-6脂肪酸の摂取量(大豆製品はこれらの栄養素の宝庫)と相関関係があるが、PUFA、(オメガ-6)脂肪酸、またはマグネシウムによる調節に関係なく、イソフラボンは前立腺がんのリスクを有意に低下させた、と研究者らは報告している。また、伝統的な日本食は西洋の食事よりもイソフラボンがはるかに豊富であるため、この研究結果が他の国の人々に当てはまらない可能性を指摘した。

Y Nagata et al.. Journal of Nutrition, August 2007 Volume 137, Pages 1974-1979,
<http://jn.nutrition.org/cgi/content/abstract/137/8/1974>

■ 炒り大豆は閉経後女性の血圧低下に有効

新しい研究によると、タンパク質の供給源として炒り大豆(ソイナッツ)を摂取することで閉経後女性の血圧が最高10%低下することが示されている。この8週間の交差試験では、大豆タンパク質25 g、アグリコンイソフラボン101 mgを含む炒り大豆は、大豆を含まないTLC(治療的生活習慣改善)食と比較して、高血圧および正常血圧の閉経後女性の血圧を低下させた。

試験では、健康な閉経後女性60人を募集し、各8週間、2種類の食事にランダムに割り当てた。1つ目の食事であるTLC食は、カロリーの30%は脂肪(飽和脂肪は7%以下)、15%はタンパク質、55%は炭水化物で、1日にカルシウム1,200ミリグラム、鮭あるいはマグロのような脂肪の多い魚を週に2食、そして1日200 mg未満のコレステロールという内容であった。2つ目の食事は、カロリー、脂肪およびタンパク質含量は同じだが、タンパク質25 gは2分の1カップの無塩炒り大豆から摂取した。研究者らは各8週間の開始時と終了時に採血および血圧測定を行った。

研究者らは、高血圧女性12人全員および正常血圧女性48人中40人において、炒り大豆の摂取が収縮期および拡張期血圧を有意に低下させたと報告した。また試験開始時に、高血圧の女性に、LDLコレステロールおよびアポリポタンパク質B値の有益な変化が認められた。トリグリセリド値も低下したが、有意に顕著ではなかった。しかし研究者らは、トリグリセリドは男性よりも女性において心血管疾患リスクのより強力な予測因子であることもあり、トリグリセリド値の低下が他の大豆研究で観察されたものと同程度であったことは、臨床的関連性の可能性を示唆している。また、TLC食の非大豆タンパクを炒り大豆に代えることで、高血圧女性の血圧値および低比重リポタンパク質コレステロール値、そして正常血圧の閉経後女性の血圧値が改善されると結論付けている。

FK Welty et al. Effect of Soy Nuts on Blood Pressure and Lipid Levels in Hypertensive, Prehypertensive, and Normotensive Postmenopausal Women. Archives of Internal Medicine, Volume 167, pages 1060-1067, <http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/abstract/167/10/1060>

■ ゲニステイン摂取で閉経後イタリア人女性の骨密度が増加


イタリア人研究者の研究によると、定期的なゲニステインの食事摂取によって、閉経後女性の骨量減少が食い止められるだけでなく、改善されうることを示した。以前より低骨密度で苦しんでいた閉経後女性389人を対象にした試験が、イタリアの3ヶ所の医療センターにおいて24カ月にわたり無作為化二重盲検プラセボ対照試験として実施された。4週間の食事安定化(ウォッシュアウト)の後、被験者にカルシウム、ビタミンDおよび54 mgのゲニステインないしプラセボを含む補給剤が毎日与えられた。2年間の試験の結果、対照群では骨密度の低下が続いたが、ゲニステイン補給剤摂取群では骨吸収マーカーは対照群より低く、骨の再構築さえ認められた。試験を通じたモニタリングでも、ゲニステイン補給剤を摂取している女性の子宮内膜(子宮上皮)の厚さの変化は認められず、ゲニステインが子宮体がんのリスクを上昇させうるという懸念は軽減された。一方、ゲニステインは骨代謝マーカーを改善し、子宮内膜を肥厚させることはなかったが、ゲニステイン群の一部の女性に胃腸副作用を起こした。試験では骨折については測定されず、詳細な副作用を評価することはできなかった。

H Marini et al. Annals of Internal Medicine Vol 146, No 12 p839-847 <http://www.annals.org/cgi/content/abstract/146/12/839>

■ 大豆アレルギーの閾値用量の研究

本研究において研究者らは、用量反応曲線を含めたヨーロッパにおける大豆アレルギーの臨床的特徴の決定に取り組んだ。大豆アレルギーの既往歴のある患者30名が、漸増二重盲検プラセボ対照食物負荷試験を受けた。統計モデルを利用して、アレルギー体質の消費者における大豆アレルギー反応のリスクを計算した。大豆、ピーナッツ、Bet v I、Gly m 4に対する血清中の特異的IgEを分析した。1人を除くすべての患者が、食事負荷に対して自覚症状とそれに続く鼻炎や血圧低下などの11項目の他覚症状を示した。アレルギー反応の累積閾値用量の範囲は、自覚症状では10 mg〜50 g、他覚症状では454 mg〜50 gであった。分子量が約10〜70kdのタンパク質に対するIgEの反応パターンは患者ごとに全く異なり、症状の重症度との相関関係はなかった。

正規分布の統計モデルを使用してデータを適合させる場合、大豆アレルギー患者の1%が大豆タンパク質0.21 mgで主観的、37.2 mgで客観的なアレルギー症状を引き起こすと予測している。研究者らは、大豆アレルギー患者のいずれも大豆2 mg(大豆タンパク質1 mg)の開始用量には反応せず、これがこの試験集団でのNOAEL(無毒性量)であることを見出した。また、大豆に対する感受性がピーナッツで認められる感受性よりも低く、閾値用量はピーナッツアレルギーよりも一桁大きいことも付け加えた。

BK Ballmer-Weber et al, Journal of Allergy & Clinical Immunology, June 2007, Volume 119, Issue 6, pp1489-1496,
<http://www.jacionline.org/article/PIIS0091674907003703/abstract>

■ 大豆の健康効果に関するサウスダコタの研究に補助金

サウスダコタ州立大学の科学者は、大豆イソフラボンが慢性炎症および肥満による健康問題を解消可能か否かについて調査するために142,534ドルの連邦補助金を受けた。サウスダコタ州立大学栄養・食品科学・ホスピタリティ学部のエリザベス・ドローク(Elizabeth Droke)準教授は、肥満と慢性炎症の相互作用、そして大豆由来の生物活性化合物が健康に与える影響を検討する予定である。研究では肥満の遺伝的素因のあるマウスが使用される。ドローク準教授は、大豆イソフラボンが、骨量減少を軽減させ、慢性炎症に対して心臓血管の健康を維持または改善させるために、どのような副次的効果を持ちうるかにも興味を抱いている。
詳細は<http://agbiotvradio.sdstate.edu/radio/radio.cfm?show=2412>

■ 大豆製デザートの新シリーズ「No Moo」、英国で発売

英国、ペイントンを拠点とするリビエラ・デザート(Riviera Desserts)社(英、Uniq社の一部門)は、ヤミーマミー(yummy mummies:乳幼児を抱えながら、スリムな体型を保ち、洗練された生活を嗜好する母親たち)を主購買層に想定した、乳製品を含まない大豆デザートの新シリーズを発売した。同社によれば、独自の新技術を盛り込んだ新デザートシリーズ「No Moo」は、既存の「ダイエット」デザートに比べ栄養面と風味に優れ、他の代用乳製品では味わえなかった高級な味わいを楽しめるという。

幅広い消費者層に実施した同社調査によれば、「No Moo」シリーズは、子供のランチボックスに一味違ったデザートを入れたい、自分自身へのご褒美として購入したい、高級な味わいのデザートを家族で楽しみたい、などと考えている母親への訴求力が高いことが示されている。「No Moo」シリーズにはチョコレート味、ストロベリー味、レモン味、バニラカスタード味の4種類がある。英国の主要スーパーマーケットで初秋までに販売される予定である。
詳細は<http://www.uniqplc.com/>

■ So Good社、英国初の無脂肪チルド豆乳を発売


So Good社は、チルド豆乳およびロングライフ豆乳を扱う英国企業では初めて、無脂肪豆乳製品を発売する。So Good社の「Fat Free(無脂肪)」豆乳は、脂肪分、乳糖、コレステロールがすべてゼロである。「Fat Free」豆乳は、スキムミルクに比べカルシウム分が20%多く、低カロリーである。高品質のタンパク質を摂取できる優れた食品であり、必須ビタミンのA、D、E、B2、B12および葉酸、鉄分を含んでいる。

同社の「Fat Free」豆乳は、200万ポンドの予算をかけ、新聞・雑誌、テレビによる広告やサンプル配布による販促キャンペーンを展開する。製品は、要冷蔵の1リットルパックと常温保存用のUHT(超高温瞬間滅菌)パックで販売される。

詳細は<http://www.sogood.co.uk/>

■ ミートフリー食品の新シリーズ


英国のLove Foods社はベジタリアン向け調理済み食品の新シリーズを開発した。鶏卵、魚、肉の代用として大豆を使用している。同社のミートフリー食品「Taste」シリーズ(「Taste India」、「Taste China」、「Taste Thailand」、「Taste Mexico」)は、チキンに似せた大豆食品を使用しており、天然素材でつくられた香り高いソースを選択できる。
詳細は<http://www.lovefoods.co.uk/>

■ Benecol、乳製品を含まない大豆飲料を発売


Raisio Benecol社はBenecolトロピカルフルーツ&ソイドリンク(Benecol Tropical Fruit & Soy Drink)の発売を機に、大豆入りフルーツ飲料市場に参入した。「エキゾチックな風味、滑らかに舌にとろける、乳製品を完全に排除した低コレステロールの混合飲料」と謳う同飲料はわずか30キロカロリーで、飽和脂肪も少ない。同製品は、英国だけで700万人にのぼる乳糖不耐症患者や、倫理上または健康上の理由で乳製品を避けようとしている消費者を対象に発売された。またBenecolの同シリーズは、悪玉コレステロールである低密度リポタンパク(LDL)を最大14%低減することが30以上の科学的研究で実証されている、有効成分の植物スタノールエステルを含んでいる。同社は、食事とともにこの大豆入りフルーツ飲料を1本飲むだけでコレステロール低減に十分な効果があり、心臓を健康な状態に維持することができるとしている。
詳細は<http://www.benecol.net/>

■ Boca Foods社、ミートレス・ブレックファスト・ラップを新発売


米国のBoca Foods社はタンパク質、食物繊維、鉄分を含み、トランス脂肪酸を全く含まない新しいBOCA?ミートレス・ブレックファスト・ラップ(BOCA? Meatless Breakfast Wraps:朝食用の肉不使用のトルティーヤ巻き)を新発売する。さらにBOCA?ミートレス・ブレックファスト・ラップは、同社主力製品であるソーセージ・ブレックファスト・ラップに比べ脂肪を55%カットし、1食分のトルティーヤに全粒粉を17グラム使用している。 製品にはオリジナルとサウス・ウエスタン・スタイルの2種類がある。いずれも卵白、チーズ、大豆ソーセージを全粒粉トルティーヤで巻いた形で提供される。
<http://www.bocafoods.com/>

■ スナック食品市場を対象とした、大豆臭のしない大豆

新しい大豆品種から作られたロースト大豆により、スナック食品メーカーは大豆臭のほとんどしない製品を開発できるようになったという。それがリポキシゲナーゼ完全欠失大豆である。この大豆はアイオワ州立大学農学部の研究者が開発し、大豆素材を製造販売する新興企業のCentral Iowa Soy社が販売する。交雑育種により開発されたCentral Iowa Soy社のリポキシゲナーゼ完全欠失大豆は非遺伝子組み換え食品であり、現在は官能検査を実施中である。この大豆は、大豆臭を気にすることなく大豆のメリットを享受したいと望む消費者を対象としたスナック製品にとりわけ適しているといわれている。 Central Iowa Soy社は農場経営者、生産者や地主らが保有する企業で、創業1周年を迎えようとしている。オイルロースト大豆と同様に、同社はオイルロースト大豆と比較した場合のドライロースト大豆の味覚や栄養上の相違に関する研究実施についても、アイオワ州立大学と契約を交わしている。
<http://www.centraliowasoy.com/>

■ 大豆使用の機能性スムージー

米国有数の企業であるジャンバ・ジュース(Jamba Juice)社は、アサイベリー、植物ステロール、大豆、ホエイプロテイン、抹茶などの成分を含む機能性スムージーシリーズを発売した。同シリーズは、植物ステロールとざくろ入りの「Heart Defender」、体脂肪低減と新陳代謝を促す「Fit'n Fruitful」、体内の有害なフリーラジカルを中和し、健康な細胞を維持する「A?a? Super-Antioxidant」、スポーツする人を対象に筋肉増強、細胞成長を促し、タンパク質19グラムを供給する「Protein Berry Workout」、免疫機能を高める「Coldbuster」の5種類で展開する。

この機能性スムージーは16オンス(約470cc)サイズの1カップに、平均熱量267キロカロリー、食物繊維3.3グラム、2皿分のフルーツを含んでいる。すべてのジャンバ・スムージーと同様に、この機能性スムージーも高果糖コーンシロップ(HFCS: high fructose corn syrup)やトランス脂肪酸は含んでいない。
詳細は<http://www.jambajuice.com/>

■■■大豆関連イベントのお知らせ■■■

2007年10月11-12日 第1回肉を使わない食品会議
(1st International Meat-Free Conference)、ドイツ、コロンにて。
<http://www.prosoy.org>.

2007年10月13-17日
ANUGA 2007、ドイツ、コロンにて。
<http://www.anuga.com/>

2007年10月23-24日 ヨーロッパ健康食品会議
(Healthy Foods European Summit)、イギリス、ロンドンにて。
連絡先:jpedersen@newhope.com <http://healthyfoodssummit.com>

2007年10月30日-11月1日 ヨーロッパ食材・自然食品原材料展・会議
(Food Ingredients Europe (FIE) and the Natural Ingredients Exhibition and Conference) イギリス、ロンドンにて。
<http://www.ni-events.com>

2007年11月1-2日 第4回非乳製品国際会議(4th International Dairy-Free Conference)
イギリス、ロンドンにて。
連絡先:info@prosoy.org <http://www.prosoy.org>

2007年11月9日-10日 第10回栄養・健康会議 
10th Congress on Nutrition & Health、ベルギー、ブラッセルにて。
<http://www.congresnutrition.be>

2007年11月11-13日 2007年大豆及び油糧種子会議
Soy & Oilseed Summit 2007、米国シカゴにて。
連絡先:customerservice@soyatech.com <http://www.soyasummit.com>

2007年11月14-16日 第4回ポリフェノール応用国際会議:ソースから最適産業用途、最新技術、将来の傾向
4th Int'l Conference Polyphenols Applications: From Source to Optimal Industrial Uses - State-of-the-art and Future Trends、マルタにて。
連絡先:National Nutritional Foods Association <http://www.nnfa.org>

2007年11月14日 サテライト・シンポジウム、機能性ドリンク及びスマート・ウォーター:新しい改革への道
Satellite Symposium Functional Drinks & Smart Water: Solutions for a New Revolution
<http://www.isanh.com/polyphenols/2007/>

2007年11月16-17日 第2回栄養・健康会議
2nd Congress on Nutrition & Health、オランダ、アムステルダム、RAIにて。
米国テキサス州Texas A&M Universityにて。
<http://www.voedingscongres.nl>

2007年11月20-22日 再生可能資源から作られる油脂の国際トレード・フェア
International Trade Fair for Oils and Fats made from Renewable Resources、ドイツ、ミュンヘンにて。
連絡先:Ms. Bettina Albrecht, Messse Muenchen GmbH news@oils-and-fats.com <http://www.oils-and-fats.com>

2007年11月20-21日 実用短期コースー上級食用油精製加工:ケース・スタディと問題解決
Practical Short Course - Advanced Edible Oil Refining & Processing: Case Studies and Trouble Shooting、ドイツ、ミュンヘン、MOCにて。
連絡先:oilprocess@scarlet.be <http://www.membraneworld.com/munich2007>

 

2008年3月4-6日 ベジタリアンの栄養に関する国際会議
International Congress on Vegetarian Nutrition)、米国カリフォルニア州ローマ・リンダ大学
連絡先:vbrown@llu.edu(申込登録)、srajaram@llu.edu(プログラム)、<http://www.vegetariannutrition.org>

 

2008年6月2-3日 第5回大豆・健康国際会議 (5th International Conference Soy & Health 2008) 及び
第1回大豆及び戦略的マーケティングの国際シンポジウム(1st International Symposium on Soy & Strategic Marketing)、ベルギー、ゲントにて<www.soyconference.com/> e-mail:info@soyconference.com

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